って友人に聞かれることが増えたので、今回は自分の作曲術を公開します。
キーとか知らなくても、
初心者でも作曲が出来るようになる！...と思いたい！ｗ
今回はこの曲を作ったときの作り方を解説していきます。
【その1.コードをジャカジャカ弾く弾く曲編】
まず、
楽器を
用意しません。笑
1.どんな曲を作りたいか決める
ざっくり、どんな曲を作りたいか決めます。
バラードなのか？、元気な曲なのか？、失恋ソングなのか？、
だいたいでいいのでテーマを決めます。
作りたい曲のイメージを膨らませておきます。
実はここが一番重要です。
これが決まればもう出来たも同然です。
本当です。
今回のテーマは
「友人が上京して寂しいな〜、早く帰って来いよ！」
に決めました。
2.コード進行を作る
ここでもまだ楽器を用意しません。
コード進行を拝借してきます。
え？著作権に引っかかるのでは？と思う方がいるかもしれません。
「メロディを完全にパクると著作権うんぬんに引っかかるが、
コード進行は著作権うんぬんに引っかからない」
厳密に言うと、もうちょっと複雑なんですが、だいたいこれで合ってます。
今回は明るいコード進行の曲を作りたいので、それっぽい曲を選びます。
2001年発売、The White StripesのHotel Yorbaという曲です。
カントリー調の軽快な曲ですね。
この曲のコード進行を見てみましょう。
https://tabs.ultimate-guitar.com/tab/the_white_stripes/hotel_yorba_chords_20509
ギターのチューニングは普通のレギュラーチューニング、
使われているコードは
G C D
の3つですね。
「えっ、3つのコードだけで曲が出来るの？」
出来ます。
実は2つのコードでも1つのコードでも出来るんですが、
3つのコードが一番簡単に出来るようです。
3.コード進行をアレンジする
ここで初めてギターが登場します。
愛機、YAMAHA CS-40J。
青葉市子さんも使っている、10000円ちょっとだけど良い音が出るギターです。
「Hotel Yorba」を弾いてみましょう。
ジャカジャカ弾く！
実に単純な曲で初心者でも弾けると思います。
ただ、全く同じでは丸パクリになって著作権うんぬんにひっかかるので、
ここでひと手間アレンジします。(ここが重要)
ギターを適当に弾きながら、ちょっとリズムを変えてみてください。
ここで、コード進行が出来ました。
G/C/Dの繰り返しだけじゃ面白くないので、Emを付け加えてます。
「なんでEmを足すの？」
http://www.gmfun.com/jyunkai-chord.html
循環コードというやつです。このサイトが見やすいです。
ここでは、Gから始まる曲のコードを使っているので
Emを3回目の繰り返しに入れています。
3.メロディを作る
上記のコード進行でギターを弾きながら、ラララで適当に歌ってみてください。
「なんでラララで歌うの？」
あ行が一番口が開くので声が大きく出るからです。
ちなみにイギリスのロックバンド、Blurの曲には
サビの歌詞が「ラララ」しかない曲すらあります。
4.歌詞を書く
イメージした歌詞を書いていきます。
今回の曲は、「友人が上京して寂しいよ、早く帰って来いよ、一緒に歌おうぜ！」
というざっくりとしたテーマがあるので
友人との思い出を考えながら歌詞を書いていきます。
1番は伝えたいこと、テーマ いわゆるサビ的なやつ
2番はその友人との出会い
3番はその友人との思い出
を歌詞にしていきます
はい、歌詞が出来ました。
「なぜ歌詞を最後に書くの？」
世の中に出回っている曲の
9割は曲が先、歌詞は後だそうです。
the pillowsの山中さわお氏がラジオで言っていたのですが、
チャットモンチーのヴォーカルさんは歌詞を先に書いて、曲を後から付けるそうです。
やってみればわかるのですが、
歌詞が先だとメロディを乗せるのが難しいです。
慣れてくるとできるようになりますが。
5.完成
歌詞が出来たら、歌ってみて
あれ、おかしいな？歌いづらいな？
という箇所を修正していきます。
メロディを修正するか、歌詞を修正するか
どっちかで対応します。
これで完成です。
【おまけ】ちなみに、僕はこの曲を30分で完成させました。
次の日に友人に聞かせたら、まぁまぁ評判は良かったです。
「いい意味でダサい」
「歌詞が面白い」
と言われたので嬉しかったです。
いかがでしたでしょうか。
気が向いたらアルペジオ編もあるかも？
