2022年3月26日土曜日

鈴木淳(元the pillowsサポート)使用機材解説

元the pillows/カミナリグモベーシスト、鈴木淳の使用機材を解説していきます。

 

●ベース

・Fender Jazz Bass

フェンダー・ジャズベース。
メイプル指板。ピックガードが赤に交換されている。
メインベース。
激しいピッキングのため、右手の手を置く部分の塗装が剥げている。

the pillowsサポート、カミナリグモサポート両方で使用。
基本的にはこの1本のみで、他のベースはトラブルがあった場合のみしか登場しない。

USA、メキシコ、日本製かは不明。

・YAMAHA SLB-100 アップライトベース
ヤマハのサイレントベース。
アコースティック編成のライブ時のみ使用。

ベーシストの中でもアップライトベースも弾けるミュージシャンは珍しい。
ロック畑で他に有名なのはAJICO/元RIZEのTOKIE女史くらいか。

鈴木淳氏はかつてピアノを弾いていたことがあるので音感を持っていると思われる。
レンタル品か自分のものかは不明。

現行品で、定価385,000円(税込)で購入可能。

●エフェクター

・sobbat A/B Breaker SW-1

Yahooショッピング

ソバット A/B ブレイカー。バッファ付きのラインセレクター。

1つめのループ(ペダル右上)はBig Muffに、

2つめのループ(ペダル左上)はSans Amp Classicに送られている。

歪みの使い分けに使用されているようだ。

現行品。


・Big Muff Pi ロシア製 ファズ

エレハモ、ロシア製のビッグマフ。「My Foot」などのいわゆるファズベース!な曲で使用される。

生産完了品。


・TECH21 SansAmp Classic アンプシミュレータ

サンズアンプクラシック。

本来はアンプシミュレータだが歪みエフェクターとしても使用できる。鈴木淳氏も歪みエフェクターとして使用。


ニルヴァーナのカート・コバーンも使用した名機。

何度も廃番になっては復活を遂げる不死鳥のようなペダル。


・BOSS GEB-7 イコライザー


定番のベース用イコライザー。

現行品。


・KORG  PB-01 チューナー

コルグピッチブラック。フットチューナー。

この後にペダルが何も接続されていないことを考えると、常にチューナー表示ONモードを選択しているようだ。

生産完了品。


・BOSS FS-5L フットスイッチ

プリアンプのヴォイシング切り替えに使用。

電池を入れなくても動作するのだが、LEDを光らせるために単4電池2個を入れて使用。

現行品。


・Guyatone AC105 パワーサプライ

グヤトーン製のパワーサプライ。

チューナー、サンズアンプクラシック、イコライザーの電源供給用のようだ。

古いパワーサプライだが、音響に詳しい友人によるとBOSS純正アダプターより音が良くなるので愛用しているミュージシャンも多いらしい。

現在は生産完了品。数多く出回ったため、中古で格安入手可能。


●アンプ

・ヘッド Intersound IVP インターサウンドプリアンプ 初期型黄色ラベル

・キャビネット Acoustic B-4

インターサウンドプリアンプで音を作り、アコースティックのキャビネットに繋げている。
the pilowsのサポートをしていた15年間このセッティングは不動だったので、気に入っていると思われる。

ヘッド、キャビネットとも生産完了品。


●その他

・ピック

FENDER 346 Shape Shell Extra Heavy

フェンダー のおにぎり型を使用。

山中さわおの fool on the planet
vol.027『ハードなおにぎり』
Podcast 10:00前後で話しています。

・ストラップ
FENDER Fender 2" Monogrammed Straps Red/White/Blue


メインベースのピックガードの色と合わせていると思われる。


●まとめ
ピック弾きの際はリストバンドを着用したほうが良い、とバンドスコアにアドバイスあり。


(^o^)/ではまた


BOSS Loop Station RC-500 ルーパーを購入しました

 2017年の購入以来ずっと使ってきたBOSS RC-30のマイク入力端子がヘタってきたので、いい機会だと思いBOSS RC-500を購入しました。

開封時の様子を見ていきます。
ここのお店はダンボールに入れず、外箱にプチプチを巻いて発送するスタイルのようです。
プチプチを破ると外箱が見えてきました。シュリンクされてますね。
シュリンクを破ったところ。
開封します!
説明書が見えてきました。
説明書をどけたら、本体が見えてきました。横に電池もありますね。
やっと本体登場。
BOSS RC-1から始まったルーパーの新カラー、赤がまぶしいです。
BOSS RC-30と並べたところ。5年間使ってきたRC-30ボロボロ過ぎる...のは置いておいて、ほぼ同じ大きさです。
わかりにくいですが、RC-30の上にRC-500を置いてみました。RC-30の裏面が見えてます。わずかにRC-500のほうが小さいです。
横幅もほとんど同じですね。

さて、一週間弱使ってみた感想。

●RC-30と比べて良いところ

1.片方のトラックを再生中に、もう片方のトラックを消去することができる

RC-30は片方のトラックを再生している間にもう片方のトラックを録音、オーバーダブ、UNDO/REDOしかできなかったのですが、RC-505やRC-202と同じく音を途切れることなく別のループを入れることができるようになりました。

2.ALL STOP/ALL STARTができる

地味に便利です。ブレイクに使えます。パフォーマンスの幅が広がりますね。

3.各ペダルに機能を自由に割り当てられる

これほんとすごいです。このペダルの最大の特徴ですね。

3つあるフットスイッチも変更できるのは大きいです。

4.音質が良いので音を重ねても濁りづらい

RC-30は音をたくさん重ねていくと音が歪んでしまったのですが、音質が劇的に改善したので音が濁らなくなりました。RC-30の歪んでいく音も個性的で好きだったんですけどねw


●RC-30と比べて悪いところ、イライラするところ

1.ループ入力を失敗したときに長押ししないと消えない

RC-30だと2つのペダルを同時に踏むと消えたので、最初のループを間違った際に瞬時にクリアできないのがつらいと思ってたのですがFS-5Uなどのフットスイッチにトラッククリアを割り当てれば良いので慣れれば気にならないかも。

2.なんかピカピカ光り過ぎ

一番苦手なのはこれですね。録音する前は青、録音したら白など、見た目ですぐわかるように出来てるんですが慣れていないとパニックになりますね。

3.やっぱりBOSSのフットスイッチは踏みやすかった

これ!

フットスイッチカバーを着けることでいくぶんかマシにはなりますが。

4.カレントトラック(今選ばれているトラック)がわかりにくい

だって点滅なんだもん。

これも慣れか。

5.各トラックごとに長さを決められるのは良くもあり、悪くもある、慣れないとコーラスをミスる

RC-30は最初に録音したトラックの長さがもう一つのトラックにも適用されたので、5年慣れてきた機能が変更されたのは要練習ですね。

新ペダルボードです。
去年はBOSS TU-2、BOSS RC-30、ZOOMフットスイッチだったので全部変わりました。よく見たらBOSS FS-7にケーブルが繋がってないんじゃないかってツッコミが入りそうですがそうなんです。Y字ケーブルを壊してしまったので注文しないと!w

●まとめ
ALL STOP/ALL STARTができるようになったのと、片方のトラックを再生中にもう一方のトラックを消去することができるのでパフォーマンスに幅ができました。音質も改善しましたし。
ただ、フットスイッチの踏み心地やLEDの色、ループのタイミングが地味に変更されたので練習して慣れないとですね!ライブで使うのが楽しみです。

(^o^)/ではまた







個人的なメモ。

BOSS RC-500をRC-30と同じように使うには?


設定編

1.CTRL1 デフォルトはFX機能 DJのスクラッチみたいなやつをトラックセレクトに

メモリーボタン→CONTROL→CTL1をTRK SELECTに割り当てると、TRK SELECTができる

WRITEのEXITとENTERを同時押し、その後ENTERで割り当てる


2.ペダル3をデフォルトのトラックセレクトからALL STOP/STARTに

メモリーボタン→CONTROL→PEDAL3をALL STARTに割り当てると、ALL STOP/ALL STARTができる

WRITEのEXITとENTERを同時押し、その後ENTERで割り当てる


3.CTRL2 デフォルトの次のメモリーに進むをトラックを消すに

メモリーボタン→CONTROL→CTL2をTRK CLEARに割り当てると、TRK CLEARができる

WRITEのEXITとENTERを同時押し、その後ENTERで割り当てる