2025年9月27日土曜日

Lou Reed(The Velvet Underground)使用機材解説

 どこに需要があるのかわかりませんが、ルー・リード(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)の使用機材を解説します。

●ギター

・Gretsch Country Gentleman

グレッチ・カントリー・ジェントルマン

velets結成〜2ndまで使用

velvets結成時から2ndアルバムまではグレッチがメインギターのようです。

2ndアルバム「White Light / White Heat」CDの内ジャケ、あらゆる画像から確認ができます。

なぜグレッチなのかはわかりません。

ビートルズの米国進出(エド・サリバン・ショー)が1964年2月なので、それ以降に入手した可能性もあります。

このグレッチは色々な改造がされたようで、3rdアルバム以降は出番がなかったと思わます。


・Gibson ES-335TD

ギブソンフルアコ。

ルー・リード脱退前最後のライブ、1970年8月23日のライブから。


一番左がルー・リード。1969年ボストン・ティー・パーティにて。

グレッチの後はギブソンのホロウボディを使っていたようです。

しかしまぁ写真のないこと。

上の2枚の写真は「up-tight」からの転載です。

グレッチが壊れたのか、気に入らなかったのか、Gibsonを使っていたようです。

まあグレッチに近いっちゃ近い音。


・Steve Klein Electric Guitar

スティーブ・クライン製のヘッドレスギター。

1993年の再結成公演で使用。


写真のようにボディカラーがサンバーストの2ハムバッカー仕様と

ボディカラーブラックのシングルピックアップを使い分けてた模様。

チューニングよるギター交換なのか、音によるギター交換なのは神のみぞ知る。w


再結成公演で使われた楽曲は、黒ボディ→White LIght/White Heat、Hey Mr.Rain、I'm Sticking With You、Rock 'N' Roll、Sweet Jane、I'm Waiting For The Man(僕は待ち人)、Heroin、

と7曲で使用されているのがDVDで確認できる。


サンバースト→Beggining To See The Light、Some Kinda Love、I Heard Her Call My Name、と3曲で使用されているのがDVDで確認できる。


・Fender Telecaster

フェンダー・テレキャスター。

メイプル指板ボディナチュラルの割りと普通の仕様。

1993年のヴェルヴェッツ再結成公演では、

Steve Kleinとテレキャスターの3本で公演をこなしていたようだ。

再結成公演で使われた楽曲は、Femme Fatale(宿命の女)、I'll Be Your Mirror、Pale Blue Eyes、

新曲のCoyoteと4曲で使用されているのがDVDで確認できる。