エド・シーランのルーパーの話になったのですが
「日本語のサイトしか見ない!」
「エド・シーランの機材解説を読んでもわからなかった!」
と言っていたので
英語をなるべく使わずに
エド・シーランの使用機材を解説してみます!w
自分もライブでミニギターとルーパーを使うので、
その点でも需要あるんじゃないかな?と思ったり。
1.ギター
・Martin Backpacker (マーチン バックパッカー)
旅行などに出掛ける際に持っていくギター(トラベルギターという呼び方)の類で一番有名なギターです。
バックパッカーという名前の通り、
キャンプで弾いたり、持ち運びが楽なように出来てます。
このギターを持って世界一周旅行した日本人の方もいるようです。
マーチンといえば高級ギターの代名詞!ですが、
なんと、このバックパッカーは3万円ちょっとで買えます。
僕はバックパッカークラシック(ナイロン弦モデル)を持っているのですが、
実家で弾いていたら
「あのマーチンが3万円で買えるのか!」と定年を迎えて暇な父が興味を示し、
鉄弦モデルを即買ってました!w
↑これはBackpacker classic(バックパッカークラシック、ナイロン弦モデルです)
琵琶みたいでかわいいでしょ。
見た目だけじゃなくて、音もいいんです。
エド・シーラン、デビュー前は結構な確率でバックパッカーを使用しています。
持ち運びしやすいっていう点が気に入っていたのでしょうか。
・Martin X Series LX1E Little Martin (マーチン リトルマーチン)
エド・シーランは2011年のデビューアルバム「+(プラス)」発表前後からマーチン社のリトル・マーチンを使い始めます。
これもミニギター、トラベルギターに分類されるギターです。
あちこち飛び回ってツアーをする
身長173cmくらいのエド・シーランには
ミニギターが持ち運びしやすくてちょうど良かったんだと思います。
音も普通サイズのギターと同じくらい音量が出ます。
LX1Eはプリアンプ内蔵のいわゆるエレアコです。
プリアンプなしの純粋なアコギはLX1になります。
リトルマーチン自体は、もともとギターを作る際に出る端材(余った木材)を
使ってLXM(ピックアップなし)、LXME(ピックアップあり)を売っていて、
鳴りをよくするために
表面の木材だけ単板にしてグレードアップしたモデルがLX1、LX1Eになります。
詳しい違いはココ(斎藤誠が弾く!いつでもどこでも楽しめる“トラベル・マーティン”)にどうぞ。
僕も同じサイズのテイラー社のBaby Taylorを持っていたんですが
休日の昼間にギターをかき鳴らしてたら、不動産屋から電話がかかってきて怒られましたwww
ミニギターとあなどるなかれ。
そのくらいの音量はあります!
2017年発売の3rd album「➗(divide)」ツアー前半まで、
マーチン社に数々のシグネチャーモデルを作ってもらい、
エド・シーランはこのギターをメインにし続けます。
よほど気に入ったんでしょうね。
1st album時のシグネチャーモデルは、ギターに猫の肉球がデザインされています。
猫大好きのエド・シーランらしいかわいいモデルですね!
2.エフェクター
BOSS (ボス) TU-3 ペダルチューナー
BOSSのチューナー、TU-3です。
踏むと音をミュートできるのでライブで非常に便利です。
ステージ上の暗いところでもLED見やすいし。
2022年現在でも、エド・シーランの足元には必ずこれがあります。
エド・シーランファンにはマストなアイテムなのでは?www
僕は前モデルのBOSS TU-2(現在は生産終了)を使ってるんですが
買って15年くらい毎日踏んでも壊れないので
ずっと使い続けてます。
・BOSS RC-20XL
エド・シーランのエフェクターといえばこれ!!!
(注意:現在は販売終了品で、BOSS RC-30が現行品です。
なのでリンク先はRC-30になっています)
デビュー前〜1st album「+(プラス)」ツアー終了までこれを使用しています。
【メーカーサイトより】"BOSS RC-20XLは、レコーディング時間を最大16分に大幅拡大"
この長時間録音を利用して、
エド・シーランは"ルーパーを使って1人でライブをする"
ことによって一気にブレイクします。
上記リンク先のYouTube動画観てもらえばわかりますが、
ルーパーを使った一人多重録音で
バンド並み!?バンド以上!?の音圧を生み出しています。
特にヴォーカルのハモリを一人でこなすのは圧巻!
今までルーパーと言えば、
路上ライブで一人で音圧が足りないときに使うもの、
ルーパーにオケを録音しておいて、ライブで再生してそれに自分の演奏を足していく
などの自己満足に過ぎないものが多数でした。
が、エド・シーランのBOSS RC-20XL使用、
そして世界中でのブレイクによって
ルーパーを使うアーティストが世界中で広まることになります。
日本でもAnlyさんが思いっきりエド・シーランの影響を公言してますね。
これを機にルーパーを使うアーティストが増えてくれると嬉しいです。
自分もライブで現行品のBOSS RC-30を一年前から使ってるのですが、
「ルーパー面白いね」
「弾き語りに音圧が出ていいね」
「ルーパーで声を重ねる人初めてみた」
「ルーパー使った曲、良かった。すごかった」
って言ってくれることが多いので、
ギター1本で弾き語りしてて物足りない方にオススメかと!www
エド・シーランのルーパーを使ったライブバージョンの動画を友人(https://twitter.com/PENNY6966)が作成しているので、リンクを貼っておきます。
ぜひコピーの参考にしてください。
コードの押さえ方をゆっくり解説してくれているので勉強になると思います!
次回は2nd album 「X(multiply)」ツアー時の機材解説にしようと思います。
ではまた(^o^)/
【追記】続きです。
エド・シーラン使用機材解説その2(2nd album Xツアー時)
ルーパー関係の記事です。
参考になれば。
・BOSS RC-50
BOSS Loop Station RC-50(ルーパー)を購入しました
・BOSS RC-202
BOSS RC-202とBOSS RC-30の違いまとめ(主にRC-202レビュー)
https://xxxruri.blogspot.com/2019/12/boss-rc-202boss-rc-30.html
・BOSS RC-300
BOSS Loop Station RC-300(ルーパー)を購入しました
https://xxxruri.blogspot.com/2018/10/boss-rc-300.html
BOSS RC-300をBOSS FS-6とBOSS FS-5Uを使ってエド・シーランのペダルに近づけてみた
BOSS GT-100/BOSS RC-300用のソフトケース、KC EFS-45を購入しました
BOSS Loop Station RC-30(ルーパー)を購入しました。
https://xxxruri.blogspot.com/2017/06/boss-rc-30.html
BOSS RC-30のコントロール用にBOSS FS-6(デュアルフットスイッチ)を購入しました
BOSS RC-30のコントロール用にBOSS FS-5U(フットスイッチ)を購入しました
・エド・シーラン
エド・シーラン使用機材解説その1(デビュー前~1st album +まで)
エド・シーラン使用機材解説その2(2nd album Xツアー時)
Tash Sultana、Tom Misch、Fkj、Masego。2019年下半期注目のルーパーを使うアーティストを紹介します!
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