2022年6月5日日曜日

ダイナソーJr.のドキュメンタリー映画、フリークシーンを観た

 予告編のときから気になっていた、ダイナソーJr.の映画を観ました。

学生時代に初めて聴いて衝撃を受け、ソニック・ユースやニルヴァーナとのツアーのドキュメンタリービデオ「Sonic Youth-1991: Year Punk Broke」のライブ映像を観てさらに好きになり、2005年の再結成ツアーをフジロックで観ていたので非常に楽しみでした。

以下ネタバレあり。

オリジナルメンバー3人の出会いを回想するところから始まり、改名、ブレイク、その後メンバーが脱退し、オリジナルメンバーで再結成をして現在に至るバンドの活動について本人たちが赤裸々に語ってくれます。

なぜJが音にこだわりエフェクターをたくさん使うのか、ルー・バーロウのベースの弾き方、マーフとルー・バーロウのリズム隊の繋がり、ルー・バーロウとマーフの脱退の経緯、解散、再結成がなぜ行われたのか、Jの結婚と子供が産まれたこと、そして現在も活動を続ける理由、全てが新鮮で感動しました。

キム・ゴードンやサーストン・ムーア、ヘンリー・ロリンズ、ケヴィン・シールズなどのインディーロック界のレジェンド達がダイナソーJr.を語ってくれるのも非常に貴重でした。

また、画質は粗いですが結成初期のライブ映像、ステージで喧嘩する映像など、おそらくここでしか観ることができない映像も盛りだくさんで良かったです。

もちろん、Jの要塞のようなエフェクターボードも何度か出てきます。チューナーはBOSS派なんだな〜とかマニアには堪りません!www

ライブ映像を期待すると肩透かしを食らうと思うので、わりとコアなファン向けの作品だと思います。よく日本版作ってくれましたよねこれ。日本語版スタッフさん感謝感激です。

嬉しかったのは、招待者を除く、お金を出してチケットを買った人には今年のフジロックで来日するから来て!っていうステッカーがもらえます。帰ってすぐにギターに貼りました。

ほとんどの劇場では上映終了していますが、まだ一部の劇場では上映しているみたいなので、気になっている方は観に行ってみてください!

(^o^)/ではまた

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