2023年8月6日日曜日

サマーソニック2003でドアーズのライブを観た!



20年前のサマーソニック東京にドアーズを観に行ったときのライブレビューを書きます。


サマーソニック2003に参加した理由は再結成ドアーズを観たかったからだ。

22才の僕が生まれた時に既にジム・モリソンは他界、ドアーズは解散していたが、今回ジム・モリソンの代役を立ててドアーズを再結成させてツアーを回っているらしい。単独公演はなかったが、サマーソニックが呼んでくれたので待望の来日公演が見れるのだ!


ジム・モリソンは30年以上前に既に故人なので、代役のヴォーカルは元カルトのイアン・アストベリー。
それにドアーズのオリジナルメンバーが2人、ギターのロビー・クリーガーとキーボードのレイ・マンザレク!
ドラムのジョン・デンズモアは今回ツアー不参加らしく、残りのベースとドラムスはサポートメンバー。
あれ?ドアーズってベース居たっけ?と少し違和感を感じつつもライブスタート。

ライブが始まったらジム・モリソン不在の不安感はどこへやら。
ヒット曲連発でお客さんを盛り上げる!

バンドは超ベテランらしい演奏力でイアンを支える。
レイ・マンザレクはフェンダー・ローズベースを弾かなくていい分手持ち無沙汰なのか、客を煽ってニコニコ微笑んで楽しそう。
ギタリスト/ソングライターのロビー・クリーガーは独特のピッキングで派手ではないがしっかりしたプレイを魅せてくれる。
ハートに火をつけて、ブレイクオンスルー、音楽が終わったら、アラバマ・ソングと1st・2ndの初期ナンバーを中心にライブは進行してゆく。

お客さんは少なめながらも、ドアーズ初来日を待っていた人でいっぱいなんだと思うと新参ファンながら嬉しく感じる。
事前に一番の不安要素だったのはもちろん代役のヴォーカルだが、黒髪を伸ばしジム・モリソンのようにタイトなズボンを履いたイアンは見た目がジム・モリソンっぽいだけではなく歌もキーが合っているのか低い声で唸るところが実にジム・モリソンに似ている。




ジム・モリソンは死んだが音楽はここで生き続けているのだ。

ふと我に返り、「これはすごいものを観た、夢のようだ」と感じた。

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